卒業シーズンこそむし歯対策を!
こんにちは!小畑歯科医院、歯科衛生士の弓場です。いつもブログをご覧いただきありがとうございます。3月は卒業シーズンですね。当院のスタッフの子どもたちも、小学校・中学校・高校を卒業する子が合わせて6名いました。新しい生活が始まることにワクワクする一方で、親としては少し寂しく、そして心配な気持ちもあるようです。特に、お子さんの生活環境が大きく変わることで、これまでの習慣が崩れやすくなる点には注意が必要です。
例えば、小さかった子どもは自立心が芽生えるとなんでも自分でやりたがるようになります。親の仕上げ磨きを嫌がるようになり、子ども自身の歯磨きの精度が問われます。中学生・高校生になると部活や塾で忙しくなり、スポーツドリンクやジュースの量が増えたり、学校帰りにコンビニで買い食いをすることも増えます。そうなると、これまで親の目が届いていた食習慣も変わり、気づかないうちにむし歯リスクが高まることがあります。とはいえ、そんな子どもたちに「おやつを食べてはいけません!」「塾でも歯を磨きなさい!」と言うのは難しいでしょう。
そこで今回は、これまでの歯磨き習慣に加え、歯の質を強くしてくれるプラスアルファのむし歯予防について3つご紹介します。
①歯磨き後のうがいは少量で長く
毎回の歯磨きで完璧に汚れを落とし切ることは、子どもたちに限らず大人の私たちにもとても難しいことです。慌てて短時間で済ませてしまうことがあったとしても、必ずフッ素入りの歯磨き粉を使い、歯の質を強くしていきましょう。歯磨き後は吐き出さずに少量の水を含み、30秒~1分程度ぶくぶくうがいを1回だけ行うという方法が、フッ素の効果を最大限に引き出してくれます。
②フッ素ジェルでコーティング
むし歯は特に就寝時に進行しやすいことをご存知ですか?普段の歯磨きの仕上げや、寝る前に塗ることで歯を強化し、むし歯の発生や進行を防ぎます。新しい環境で忙しくなるお子さんには、短時間でできるこの方法がぴったりです。
③キシリトールの活用
キシリトールにはむし歯菌の働きを抑える効果があります。食後のお口直しや、お口の乾燥感がある時など、タブレットを1粒舐めることで口の中の環境を整えることができます。当院ではキシリトールガムのほか、お子さんが食べやすいタブレットもご用意しています。
お子さんの成長とともに生活リズムが変わるこの時期こそ、歯の健康を守る新習慣を取り入れてみませんか?当院では、お子さんの年齢や生活スタイルに合ったケア方法をご提案していますので、気になることがあればお気軽にご相談ください
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投稿日:2025年3月13日 カテゴリー:ブログ